スリランカ 「バーベリン アーユルヴェーダ リゾート」に滞在して②

エッセイ・コラム

バーベリン アーユルヴェーダ リゾートの建築
 広い敷地は砂浜を経て海に面し、あちこちに大きな木々が植えられ、低層建物と平屋や2階建てのコテージが点在しています。低層建物はプールを囲んだ配置になっていて、あちこちに池や泉水があり、花々が飾られて、涼しげに感じられます。11月は最高気温が29度で最低は23度でしたが、日本の夏よりずっと涼しくて過ごしやすく、エアコンはありましたが、一度も使いませんでした。自然の風が通り抜け、どこにいても、波の音やリスの鳴き声が一日中聞こえ、五感が生き返るようで心地よかったです。

全ての客室やレストランは、庭またはバルコニーに面しています。そこからは、青い空や海、生い茂る木々、プールが見渡せます。あちこちに寝椅子が置かれ、本を読んだり、ぼんやりしたり、時はゆっくり流れていきます。インテリアはシンプルで木製の家具が置かれ、ゆったりしたスペースがありますので、部屋にいてもくつろぐことができます。蚊はいますが、網戸がありませんので、窓には視界の邪魔になるものがなく外と繋がり、虫の侵入に対して日本も大らかになりたいものだと思いました。